2015.12.22
郡山にあるラボットリビングスタイルは『心を豊かにする、生活を豊かにするLiving(リビング)と私たちがそれを提案していくと言うStyle(スタイル)』をコンセプトにした雑貨と家具を取り扱うお店。今回はラボットリビングスタイル店長”齋藤直美さん”にお話を伺いました。
A:北欧家具メインのお店で、「生活を豊かにする」というコンセプトの元、インテリア雑貨や北欧を中心とした北欧雑貨、そして作家さんの1点ものを集めたセレクトショップです。あまり県内にないものを揃えていると言うところには自信があります。家具も東北ではうちしか扱っていないものもありますし、そういう点では自信をもっていいのかな、と思っています。
A:館自体はLabotto(ラボット)ですが、小売りという枠で括って Labotto Living Style(ラボットリビングスタイル)と言います。家具がメインというのもあって、「心を豊かにする、生活を豊かにする」Living(リビング)と言う意味と、私たちがそれを提案していくと言うStyle(スタイル)というので『Labotto Living Style(ラボットリビングスタイル)』です。
A:30代後半くらいから60代まで幅広いお客様にご来店頂いています。雑貨はプレゼントなどのギフトの方が多いです。家具の方はHIDAのパートナーショップということもあり、最近では福島だけでなく近隣県の方もよくご来店されます。
路面店なので、ある程度の目的はもって来られていると思います。例えばプレゼントだとしたら、ざくっとこういうものが欲しいけれど…どういうものが喜ばれるのか?どういう組み合わせにしたらいいのか?と言うような感じで迷われているので、それを提案したりします。
また、今、カクテル教室など各教室もお店でおこなっています。例えば、そこでは、当店で扱っている「スガハラガラスが好き」というだけで全く別々に来たお客さんが一緒になって話されているということが当店ではよくあります。
A:約20年くらいですね。京都で9年ほど主に洋食器を扱うお店で働いて、その後2011年に郡山に戻って来て13年目になります。
A:そうですね、最初の1年はちょっと違いますけれど。最初の1年はブライダルを経験して宝石をしていて、そのあとインテリア雑貨をメインにやっています。
A:ではないです。大学を卒業して1年半くらいは郡山ですけれど、そこから京都で9年くらい、その後郡山に戻って来て13年くらい経ちます。
A:京都では6年間くらいは、主にブランド洋食器を扱っていました。ウェッジウッドやマイセン、ロイヤルコペンハーゲンとか高級と言われる洋食器の並行輸入で食器をメインとした雑貨を扱っていました。
残り3年は京都の町屋の蔵をリノベーションしたところにセレクトショップが入っていて、そこで作家さんのモノを扱っていました。
A:最初は、大学が造形大というデザイン系の大学で金属工芸を専攻していたので、将来的にはそんな指輪とかを作りたいなとか、バイヤーになりたいなとか考えがあってショップ関係の仕事についたのです。
が、そこから人に薦めることの喜びを知って、自分が今までやってきた経験や知識をお客様に最初に伝えられる人になれたらいいな、と思ってこの仕事を選んでいます。
A:それでも「さいとうさんから選んでよかった」「あなたに選んでもらってよかったわ」と言ってもらえたからです。
A:お客様の喜んでいただく表情が見られるということですね。
お客様からの「何々を探しに来ているんです」と言う申し出ではなく、お客様から聞き出したり、私たちがお客様に「この商品はこれ以外にはこういう風に使えるんですよ」という提案して、それでお客様にお買い求めいただいたときは、すごく喜びというか充実を感じますね
。
A:こないだ嬉しかったです!つい何日か前の話ですが、家具の配送に最近行ってきたのです。
家具を探していらっしゃる方で仙台の直営店に見に行こうかなぁ、と思っていたときにうちからDMが届いたようです。
それでご来店頂いて、その日にお決め頂いて、つい先日配送だったんです。「すごい楽しみにしてました」と言って頂いて。
お嬢様がいらっしゃるのですが、今日出かけに「『今日家に帰ってきたらあの椅子、あるんだよね』って言って出ていったんです」とお客様が嬉しそうな顔をして言ってくださったんです。
最近それが一番嬉しかったことです。
A:例えば、引き出物だと昔は家族が多かったと言うのもあるのかもしれませんが、5枚セットや6枚セットという「セットもの」が喜ばれていました。月日を追うことにより、より拘ったものに変わってきた傾向はありますね。
A:それは同じですね。絶対数の人口は違いますが、いいものを送りたいという気持ちや、お世話になった方に自分がこだわってでも好きなものを贈りたいという思いは、地域どこも変わらないと思います。
A:商品に対する価値とかは皆さん同じだと思うのですが、情報の量が違うと言う面では、関西の方はものを知っている感じではあると思いますが「いいものを選びたい、その人のことを考えて選びたい」という思いは地域によっても変わらないと思います。
「いろんなことが知りたい」そんなお客様が多いですね。
A:お客様のイメージでは、うちは「高いものを扱っている、いいものを扱っている」と言う感じで来て頂くと言うことがあると思います。あそこだったら、ラボットだったら探しているものが見つかるわ、と思って来て下さるお客様もいると思います。
A:イメージですね。もちろん、お客様の中にはこれこれこういう商品ってありますか?というときもあります。考えていると、「いろんなことが知りたい」お客様が多いですね。そういうお客様だと、ついつい話が長〜くなってしまうのですが、「でも楽しかったわ」っていっていただけます。
A:
どちらもあります。他にないからというものもありますし、家具は他にないからというより、今の流行りであったり店頭にディスプレイするにおいて色のバランスであったり形であったりデザインであったりで選びます。雑貨は他にないものをなるべくチョイスしています。
少しでも作家さんの想いや、作り手の想いや商品の良さを伝えていけたら。
A:情報共有はもちろん、スタッフ全員に言っているのは、いろんな商品があるけれど、その商品の良いところを必ず一つは見つけてみて!と言っています。
例えばここにマグカップがあります。このマグカップのいいところは、例えば持ちやすいであったり、口元が広がっているので口当たりがいいとか言えますが、何か一つ商品のいいところを見つけたら、お客様に商品をおススメするときに、そこから話を進めることが出来るから、ということを徹底して伝えています。
A:お客様との距離ですね。説明するのが難しいのですが、接客のスタイルは人それぞれあると思うのです。私はどちらかと言うとお客様のより近く、友達まではいかないですが、お客様からいろんなことを親身に相談していただける、自分も自分のことをお客様に伝えるという面で距離を近くして接客をいつもしています。
A:いろんなお客様に伝えたいということですが、こういうセレクトショップをしているので、私自身まだまだ知らないことも多いですし、ご来店頂くお客様にも知らない方が沢山いらっしゃいますし、お店の存在すら知らない方もいらっしゃるので、そういう方に少しでも作家さんの想いや、作り手の想いや商品の良さを伝えていけたらなと思います。
A:会員のご登録頂いているお客様にはダイレクトメールでお知らせしております。また、今はFacebookやインスタグラム、ホームページをやっていますのでそこからご覧いただいているお客様が来店される場合がありますね。
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店長がLABOTTOのこと、くわしくまとめてくれました。
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